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GARAGE CAFE [バイク]

先日、ウチのエンフィたちを試乗したいとのことでTOUCHくんがガレージに来訪。冷やかし組のChiemiさんやCB400WTBくんも来てくれて、束の間楽しい時間を持つことができた。

このガレージ、当初は時を同じくして始まったREOMの準備などにかこつけてエンフィ乗りたちが集まってワイワイ作業やおしゃべりをする機会もままあり、とても楽しかったのだが、その後諸事情により(謎)あまりそのような集まりを持てていなかった。

昨今、諸事情も解消し(謎2)、先日の試乗会に冷やかしに来れなかった人たちからもオファーを頂いたため、では!と久しぶりに ガレージ・カフェのオープンです!!(笑)

garagecafe.jpg
当日は「午後晴れる」との予報を裏切る生憎の冷たい雨。その中で、クルマに乗り換え、はたまたバイクで濡れながらも8人の仲間が集まってくださった。皆さんが持ち寄ってくれた浅草 緑の絶品唐揚げや、美味しいリーフパイ、はらドーナツ、パーコレーターで淹れたコーヒー(*1)、宅配ピザ(*2)などを囲んで、それはそれは楽しい夜になったのでした。

この日集まってくれたのは、阿佐ヶ谷Antiques Cafe に集まる面々と、なんとオーナーまで(笑)
これまでもセブンを手に入れた時、レースを始めた時、エンフィールドに乗り始めた時、とその都度素敵な仲間を得てきたのだけれど、昨年A/Cがオープンし、そこで知り合った人たちはこれまでと異なり、「乗ってるもの」のメイクスに関係ない結びつきな方々というところが、これまでと異なる。

乗ってる物も年齢・職業も様々、でも共通してみんな素敵で個性的。さらりとオシャレな人から、ビンビン・キメキメな人まで(笑)、其々自分のモータリングライフを素敵に展開している。


*1パーコレーターでは、大体雑駁なコーヒーしか淹れられず、キャンプサイトではそれもまた一興なのだが、この日のコーヒーはカフェ好きな皆さんにもご好評(^ ^)。 これはガレージのご近所のビーンズコーヒーさんの豆のおかげ。
この日のために、パーコレーターに合う豆を深入り・荒挽きで用意してくれました。

ここは自家焙煎の豆専門店。香りに引き込まれて入店してみると、なんとびっくり!ボクの中学・高校の同級生の方の弟さんがやってらしたという。。。


*2 宅配に訪れたジャイロに乗ったお兄さん。「一階ガレージ?どこだ?あれ?」と戸惑っていた。(笑)






思えば、自分のカフェ人生の始まりは高校生時代。

当時の自分の乗り物といえば、自転車。初めて買ってもらったセキネのスポーツ車をあれこれパーツを交換しては走りまくっていた。2台めに手に入れたのが片倉シルクのロードレーサー。当時から老舗のロードレーサー専門店の上野・横尾双輪館で組んでもらった。

横尾双輪館の館主?”ドクター”こと横尾 明さんの弟さんの、今は亡き横尾俊夫さんによく面倒を見てもらった。その俊夫さんに連れられて行ったのが自転車仲間のマスターが経営する”WESTERN"というお店。すぐにほぼ毎日入り浸るようになった。

俊夫さんもマスターも、大体自分の10歳年上。ということはみんなとても若かったのだが、当時17~18歳の自分から見ればもうすごい大人なわけで。クルマも持ってるしお金もあるし音楽でもなんでも、あらゆる造詣は深いし。

そんな人たちが中心の、カフェに集まる色々な年齢・職業・趣味の人たちと近すぎるでもなく冷たくもなく、絶妙な距離感で楽しく素敵な空間を作っていく常連客たち。それを、末席からボクも強い憧れをもって眺めていた。
コーヒー、ジャズ、蕎麦、自転車、バイク(まだ持ってなかったけど)・・・
DUCATI 350DESMO乗りのMさんは強烈にカッコ良かった。結構なお歳なのにいつも全身黒の革、パイプをくゆらしチーズトーストとブレンド。老舗の紙問屋の社長、いつも会社から「戻ってきて!」の電話があり、しぶしぶDUCATIで帰るのだが、そのキックが、かからない(笑)。

350DESMO.jpg

30キックくらいしてようやく轟然とエンジンがかかり、ババババンッ!と帰っていく。ああ、ボクの中で、たしかにあのMさんが人生で初めて出会ったCAFE RACERなんだな。


WESTERNには、齊藤さんという、やはりマスターと同い年な方が来ていた。当時からもう世界最高峰のロードレーサー、De Rosa でさっそうと現れる。自転車はものすごいエンスージアストであり、今日では日本でも指折りのトップ自転車人である。あまり表に出ることを好まれないのか。そうでなければ、多分色々な本や雑誌に記事が掲載されたり、原稿を執筆されたりしていただろう。

その齊藤さんとは、25年ぶりに横尾双輪館前で遭遇し、なんとそれが御縁で齊藤さんもエンフィールドに乗り始めるという・・・人生とは面白いものだ。そして、今ボクのDe Rosa も齊藤さんのお力を借りて、世界で一つしかない超・趣味的な自転車に姿を変えようとしている。


そんな、多士済々が、でもその才能や造詣の深さを誇示するでもなく淡々と集っているカフェ。今のボクはそんなところで根っこを育ててもらったと言えるだろう。

ああ、「生きるために」仕事をしなくてもいいのなら(そんな人、ほとんどいないが)、クルマ3台とバイク5台くらい止まれるパーキングを眺めながら語らいの出来るカフェをオープンしたいものなのだが。。。。(無理)

でも、今その夢にもっとも近いのが、A/Cであり、このガレージでのカフェごっこなのかもしれない。
maruyamacafe.jpg




コメント(2) 

コメント 2

OB1

先日はACでバッタリ。お元気そうで何よりです。
ガレージ・カフェ、楽しそうですね。今度、誘って下さい。
by OB1 (2011-04-01 21:12) 

motchie

どうも~。相変わらずキメキメでしたねw

A/C,何気にR/E率高いです。また集まりましょー
by motchie (2011-04-02 01:20) 

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