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山、エンジン、美味しいモノ・・・ [旅]

今年のGWは祝日のつながりが良く、我が家も後半の4連休を楽しんできた。


2日の夜、おなじみの八ヶ岳方面へと出発する。夕食をどこで摂るか相談し、いままで行ったことがないところを探検しようということになった。そこで選んだのが、小淵沢のうなぎ屋さん、『井筒屋』。行ってみてまず建物に驚いた。こんなお店が小淵沢にあったとは!


言ってみれば神田の老舗蕎麦店『まつや』、鶏すき焼きの『ぼたん』、さくら鍋の『みの屋』、といったところの、大正昭和初期の建物を使った言わば「和のテーマパーク」のようなお店。店内も嫌味なくプロデュースされていて、メニューや張り紙のイラストも「ヱビスビール有りマス」的でかわいい。

  
  

メニューは定番のうな丼やうな重のほかにも名古屋の”ひつまむし”のようなうなぎめし、そしてなんとうれしいことには「うなぎのタレで焼いた焼き鳥丼」がある!!ううむ、わかっていらっしゃる!!タレ好きには堪らないこの一品! どれも、とても美味しかったです。
 
 
 
宿泊は立科の定宿、ローズコテージ http://suwa-net.com/alkroad/
ここはベッド&ブレークファストなので、チェックイン時間に縛られないのが良い。
快適なコテージで気持ちよく朝まで熟睡、文字通り小鳥のさえずりで目が覚めた。午前5時。しばらくまどろんでいたが、ふと決心して起き上がる。新緑のまぶしい立科の早朝。こんないい季節、いい場所、いい時間にめぐり合うなんて、何年に一回あるかどうかの僥倖といえる。家人を起こさないように静かに部屋を出る。
 
 

実は最近、家の旗艦にして巡洋艦・輸送艦・レスキュー艦たるクルマが今までのシトロエン・クサラ・ブレークに代わりプジョー406ブレークに代わった。今回の旅行が初めての遠出である。2.0ℓエンジンの軽いノーズを生かして旧・ビーナスラインA区間を女神湖に向かって軽快に駆け上がっていく。スーパーセブンで山道を走るのとも、そしてカニ目やバイクで走るのともまた違った、スムースに荷重移動しスムースにサスを沈めコーナーを”いなして”行くような走り。
 
 
 

早朝の光に包まれた新緑の立科。そびえる八ヶ岳。遠望する南アルプスの頂。オーディオからはバッハのヴァイオリン・ソナタ4番・・・大好きな山、大好きな道、大好きな音楽、そしてスポーツドライビング。 たしかある女優さんが『私はワインでできている』とか仰っていたと思うが、八ヶ岳、音楽、スポーツドライブは僕の心のそれこそもっとも大切な部分のひとつ。 スムースにコーナーを抜けながら至福の一時が過ぎてゆく。

 
 
小一時間ドライブし、宿に戻ると、しばらくして朝食となった。完璧な!イングリッシュ・ブレークファストだ。焼きたてのパン、コーヒー、卵料理。自家製スモークのベーコン。また至福(笑)。

朝食後は付近を散歩。ローズコテージのすぐ裏に”とけん峡”という渓谷がある。遊歩道で約30分のコース。やわらかい木々の新芽を通して降り注ぐ木漏れ日の下、小鳥のさえずりや渓谷を流れる水音を聴きながらやわらかい土の小道を歩く。 ただこれだけのことでも、普段はなかなか子供たちに体験させてあげることができないなぁ。
 
 
お昼は原村にある、またまたまた我が家の定番、お蕎麦の”香草庵”で至福のひと時(笑)。
http://www.lcv.ne.jp/%7Ekousouan/
お蕎麦も好みがいろいろだけれど、自分としてはここの”切り”の細さ加減、エッジの立ち加減、そばつゆの辛さ加減などは、秩父の小池さんのお蕎麦と並んで、とても清清しい、誠実なご主人のお人柄がにじみ出ているようなお蕎麦だと思う。
 
 
午後は、ウチとしては珍しく小淵沢のリゾナーレを見物。ゆっくり雑貨やインテリアなど見て歩く。
芝の上にハンモックがいくつか吊られていた。そのひとつで30分ほど昼寝した。ああ、これも至福(笑)。
 

この日の夕食は、これも我が家の立科の定番、北欧料理 ガムラスタン。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/motchie/menu2/others/gamlastan.html
詳しくは上記記事を参照されたい。スタイルやジャンルを超えた料理の風味に、またもや至福のひと時(笑)
連休の真っ只中とあって席は予約客で一杯。厨房はまるで戦場のようだろうが、きちんとスープは温かく、ステーキはロゼで運ばれてくる。帰り際、北原シェフが挨拶に出てきてくださった。「今度はオフシーズンにゆっくり来てくださいね!」と笑うシェフの額には汗が光っていた。お疲れ様。
 
 
 

翌日、朝食からチェックアウトまでのひと時をローズコテージのオーナー、Sさんご夫婦としばし歓談。仕事のこと、家族のこと、健康のこと。これからの人生の過ごし方・・・この時間も、立科を訪れる目的の大事なひとつ。

 
この日は立科から清里へ移動。夜はまたまた清里での我が家の定番・大泉の"ヴィラ・アフガン”の欧風カレー。
ここも、ほんとうに美味しい。宿は、あのソフトクリームの行列で有名な?清泉寮。 ミーハーな匂いがするかもしれないが、ここは本来はYMCA的なところなのだ。シンプルな和室で、これまた朝までぐっすり。
 
 
最終日、いい機会とばかりに子供に馬を体験させる。八ヶ岳周辺には観光牧場がたくさんある。そのなかの小須田牧場でレッスンを申し込む。下の子は長馬索で丸馬場でのジュニアレッスン、上の子は6人一緒の大人のレッスンを受けた。二人とも馬が大好きになったようだ。良かった。
勿論自分も騎乗。いちおう10鞍ほど経験があるということでフリー騎乗に。けっこう自信があったのだが、なにしろ10年ぶり? 股関節が硬くなっていて最初はかなりきつかった。 蹄跡に沿って十分に並足でカラダを慣らし、徐々に巻き乗りなど入れていく。後半、早足、軽早足を少し入れるが、いやあきついきつい!でも、馬は良い。

 
 
 
妻の好きな雑貨やさんなども訪問、素敵なホーローのやかんなどゲット。昼過ぎには山をあとにした。談合坂でお決まりの2時間渋滞を抜け、夕刻自宅に到着した。
                


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コメント 2

i^o^ty

う、う、う、うらやましいっす。(それだけ)
by i^o^ty (2007-05-26 08:08) 

長T

ホント、うらやましいっす。
4月から忙しい毎日を送っていまして今日もこれから出動です。今週月曜日は土曜出勤の代休だったので、チョットだけエンフィで箱根をぶらついてきました。オイルを調達しにWFにも行きたいのですが、ままなりません。
7月下旬からは時間がとれるようになるので、また遊んでやってください。
by 長T (2007-05-26 11:14) 

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