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Maru's Exivision

2010年11月19~21日、東京美術倶楽部ビルにて『プリュス トウキョウ コンテンポラリー アートフェア』が開催され、我らがマエストロ、Maruちゃんこと丸山達也氏も最新作を出展した。

(以下、作者の許可を得て撮影)
zoumushi.jpg

ZOUMUSHI CHOPPER

すごくいいフォルム。
最近作の共通モチーフであるホイールも全く違和感・てらいなく作品に溶け込んでいる。

Maruちゃんらしいと思ったのは、チョッパーなのだけれどもやはり前傾、やはりバックステップ(笑)。自身のレーサー魂はどうしてもチョップドされないんだね(笑)




ageha.jpg

AGEHA RACER

これも、とてもキレイ。
やはりホイールはすんなり溶け込んでいる。
ZOUMUSHI CHOPPER が ドロロロロロッ・・・とV型2気筒で土埃りを巻き上げながら道を噛んで行くなら、こちらは氷の上を スーーーーーーーッと、もしかしたらハイブリッドの電気駆動で音もなく行くのかもしれない。


dangoro.jpg

DANGORO ROLLER

これもボクの大好きな作品。
ホイールはないけど、カラダ全体がホイール?
なんとも心地よいかたまり感。


marusensei.jpg

着実に自身の独特な表現世界を広げ進んでいる若きマエストロ、Maruちゃん。
美術作品というものには、いくつかの要素が絡んでいると思う。

勿論、その芸術性、美しさ。
そして独創性、話題性も必要?
作家さんの立場、年齢、(芸術家としての)時期、今がどんな、なにをすべきステージであるかも関係するかもしれない。

でも、そうしたある種、職業家としてのしがらみもこなしながらも、いつしか自分の内なるものから湧き出てきたものが自然とカタチをとって生まれてくるようになって円熟してくるのではないだろうか。
Maru氏の作品も、今の自分の生きざまが重なるようなホイールという表現が洗練され昇華されていまや肩の力が抜け、内なるものが必然にカタチとなってそこにあるように感じる。

当日、会場に数多展示されていた現代アートの中には、おお凄い!と思わせるものもあったけれども、「ああ、この作品と暮らしていきたい」と思わせてくれるものは極く限られていたように思う。
我らがMaru氏の作品は、その意味で、長く一緒に暮らしていきたいと思わせてくれる、息の長い魅力があると思う。



コメント(2) 

コメント 2

マル

前回に引き続き、今回もありがとうございます。
ここしばらくの展示会で弾みがついたのかなんなのか、
加速度的に物事が進んでおります。
とりあえず次、2月の地方での展覧会を見据え、ステップアップを狙っていきます!
by マル (2010-11-29 01:28) 

motchie

次の展覧会も決まったようで、イケイケ~ですね(^ ^)

今後も楽しみにしています!
by motchie (2010-12-13 23:09) 

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